2012年2月作成

    CareTaker TM ケアテイカータイプ2 取扱説明書

初めに
本製品は、医学・保健・遠隔医療・救急医療・生態・創薬・体育・生理・病理等の研究課題に
対して、新らしい方法としての血圧及び心拍数監視に供する。
米国バージニア州シャルロッテビレ市のバージニア大学が米国国軍研究室と開発した。
現在米国およびカナダの医学及び関連で採用されている。FDAは申請中である。

当該設計の基本は、肢腺脈波の原理を最近の電子及びソフトウエア技術で解析し、
血圧として連続表示したものである。バージニア大、米国軍、及び当該ETC社が特許を
所有している。

英文の取扱説明書はソフトウエアに添付されている。

お断り;当該タイプには、二種類と四種類の仕様が存在します。

自身では、血圧を測定できないので、シムレータとして、研究用しして販売
第一段階   タイプ1 細長い形状  ケアテイカ本来機能
第二段階   タイプ2 四角な形状  ケアテイカ本来機能
第三段階   タイプ3 四角な形状  上記及びスマホ機能    来年予定

臨床用として販売
第四段階   タイプ1及びタイプ2   薬事許可タイプ  来年以降 未定

本邦においては、メディカルテクニカ有限会社が本邦の販売権を有する。
お問い合わせ先 埼玉県草加市谷塚1丁目13番2  電話048-928-0168
          

ご注意;タイプ2の現在のバージョンでは、メーカ都合により、
血圧値等の各種数値は正常に動作していません。将来対応できるようになりましたら
ご報告申し上げます。

                                                  メディカルテクニカ
外観及び仕様
      
                      
2-1、基本仕様
2-1-1、 構成内容
本体 重量 180gr (バッテリ内臓時)   寸法 89mmx64mmx35mm
カフチュウブ(径2mm)が先端より35mm( カフ 108mmx28m )
本仕様ソフトウエア CD-ROM 1個  
ブルーツース ドングル付きソフトウエア CD ROM 1個
本体用バッテリ充電器 1個

2-1-2、 仕様
測定項目 血圧波 血圧値 (拡張期圧、収縮期圧)、及びトレンド
(但し、最高値及び最低値を標準的方法で測定した値を入力する)
心拍数
血圧波の反射波要素の解析状態 (アナログ血圧波形出力はオプション)
上記の数値の出力

 

メディカルテクニカ
測定部所 小児でない人間の指
測定上の注意 カフと本体との間に振動が及ぶと不安定になるので、
固定が非常に重要です。動作中でない場合には固定は必要ない
場合がある。
ブルーツースの飛距離 実用約30m
(ご注意;メーカが仕様改善の為、製品本来の能力アップの為、設計変更する場合
があるので、ご購入時点で再度仕様のご確認をお願する)

3、原理の解説
3-1.基本的原理
1)、 当ソフトウエアは、指の動脈波形を分析する
2)、 この波形は、三つの異なった波形の合成である。
3)、 その第一の波形(P1)が、心臓から送られてくる駆出波である。
4)、 その第二の波形(P2)が、胸部大動脈と腹部大動脈の繋ぎ部からの反射波である。
5)、 その第三の波形(P3)が、腹部大動脈と脚部動脈との繋ぎ部からの反射波である。
6)、 当ソフトウエアは、この三つの振幅と時間差を解析して、血圧波と値と、血管パラメータを表示する。
 


メディカルテクニカ
  
 

3-2.比較としてのフィナプレスの測定原理
1)、指の血流量を光学的にモニターする。
2)、血流量は血圧の変化により変化する。
3)、フィナプレスのポンプによる反射波は、光学的血流量を一定にするように作動する。
4)、この反射波が動脈波信号を示す。
上記から、フィナプレスは、各血管の繋ぎ部からの反射が異なる毎に測定値が異なること、
および、血圧を血流量から算出しているので、誤差の原因になっていることが判る。

4、主な機能と今後の応用の期待
1)、一拍毎の、リアルタイムの血圧波を表示する
2)、出血度合いを測定し、表示する
3)、心拍数を心電図より、より正確に測定する
4)、大動脈りゅうの検出と位置を検診の際に診断できる能力があるように思われる
5)、心疾患を診断できるように思われる。各種心疾患診断との併用等
6)、夜行性高血圧症を検診、或いは予後診断できるように思われる
7)、睡眠障害を検診、或いは予後診断できるように思われる
8)、電話回線による常時監視に容易に応用できる
9)、呼吸パターン、不整脈パターンを解析できるように思われる
10)、透析中、集中治療中、手術中、カテ中、各種治療中、救急車中、等の測定

メディカルテクニカ
11)、パソコン心電図、パソコン超音波診断、パソコン各種診断との同時使用等の測定
12)、MRI,CT,X 線診断との併用の可能性

他にお気づきの点がございましたら、お知らせ願います。

5、使用するパソコン
  5-1、通常
     Windows 7 をご使用願います。但し、本システムではブルーツースを用いるので、
ブルーツース対応機種でなければならない。また、本目的に用いるパソコンは、原則他の用途
には用いてはならない。
     他の用途と交代であっても、利用する場合は、利用者の責任において行う。
     また、ミニノートパソコンには対応していない。

     お断り;当該品のソフトウエアに関するご要望は、その経費をご負担される場合に限る。

  5-2、インストール
     初めに、ブルーツースのドングルをUSBへ差し込みます。ブルーツースのソフトイウエアを
     インストールします。すると、下図のように、ブルーツースのアイコンが現れる
 

  5-3、ケアテイクのソフトウエアをインストールする。

  5-4、お断り
      ソフトウエアに添付されているソフトウエア内には、米国サンテック社(カフ式非観血血圧計の
      老舗)の機種のソフトウエアも入っていますので、ご了承願います。
      特に、237はサンテック社のモデル番号である。
      また、GUIとは 画像化ユーザインターフェイスの略である。
      また、サンテック仕様のものは、本納入品には含まれない。

メディカルテクニカ

5-5、ブルーツースの設定
  アイコンをクリックすると下図が表示される。
 
    View or modify configuration  をクリックすると下図が表示される。
 
メディカルテクニカ

   ここで後に重要な COM Port を読み取って控える。

   前のページの初期の画面 fig4 の Bluetooth Setup Wizard をクリックする
 
   二番目にチェックが入っているところで、next をクリックする。
この時、ケアテイカの電源をONにする。(参照5-10)
 

メディカルテクニカ

    ここで、使用するデバイスをクリックする。
 
    PIN Code 欄あるいは相当欄が表示されたら、 65536 と入力する。
    Initiate pairing をクリックする。
 
ここで COM Port を入力する。
あるいは、ケアテイクを立ち上げてからも入力できる。

 


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5-6、本体の設定
ケアテオクを立ち上げ、下図で  COM Port は設定できる。
 
Settings をクリックする。
 

メディカルテクニカ

  ケアテイク本体のカフを取り付け、仮に指にまく。
 

上記は、ケアテイクがサンテックシステムと異なる意味を表示しており、今回のシステムとは無関係で
ある。但し、本体の固定方法は、それぞれの体型との関係もあり、またご利用方法により異なることが
判明したので、貴方での工夫をお願いする。

測定の初回に、下図の Connect CareTaker を クリックする。
 

メディカルテクニカ

カフの接続がよくない場合には、fig 11 の下段の表示で警告する。
 

標準的カフの装着は下図のようである。
 

 

 

 

 

メディカルテクニカ

5-7、基準値の入力
基線が表示されたら、Pressure Control Off で、Start Data Stream をクリックする。
 
この時、カフに約40mmHg の空気圧が送られるが、その強さは、ほんの触っている程度がこの好ましく
圧迫感はない状態が好ましい。
ここで、正常な血圧波が表示されたら、基準値を設定する。この場合、その基準値は、測定したい
者の主観の場合と、被験者の一般的な血圧と、あるいは、その時の測定値等が入力される。
 


メディカルテクニカ

下図のような画面で自動修正がされる。
 

中央のオプションを選択すると、各要素が表示される。血圧の収縮期、拡張期のトレンド例である。
 

 

メディカルテクニカ

下図のように、Pressure Control On の状態では測定値は正常ではない。
 

5-8, カフセットアップの図解
 

 

                                           メディカルテクニカ
5-9、より正確に測定するには、
下記の点にご留意願います。
1、指は、できるだけ、ふくよかな指を選ぶ
2、指にカフを巻きつける場合、できるだけ、きちんと巻く
3、空気圧を増す時、 初期の段階では、Pressure Control Off で昇圧する
  空気圧が、40mmHg 以上になったら、しばらく様子をみて、空気圧がある程度落ち着くのを
  見定める。ある程度落ち着かない場合は、Add Pressure で空気を補う。
  ある程度落ち着いたら、Pressure Control ON に切り替える。
  その上、しばらく、様子をみて、空気圧が、30mmHg 以上でコントロールされたら、測定に入る
4、データを記憶する場合、
  まず、記憶するホルダーを指定する。File から、ホルダーを指定する。
  ここで、デスクトッップに特定の名前のホルダーを作成して、指定すると分かりやすい。
データマネイジメントは下図に従う。
 

5、データを記憶したい場合、一端波形を Stop Data Stream で 止める。
  そして、右上の記憶したい、あるいは、設定したいパラメータにチェックマークをいれてから、
  Start Stream をクリックする。記憶が始まると、左下に、帯が走引し始める。

6、終了手順は、必ず、Stop Data Stream から、Disconnect で、End program で終了する。

 


5-10、タイプ2の現在の機能
  
画面右端の機能は、一番上が充電器ケーブル挿入部、二段目は、

 


5-11、ディジタル出力については、英文マニュアルをご参照願います。
    また、上記の細部につきましても、英文マニュアルをご参照頂きますようおねぎします。

以上

メディカルテクニカ

電話048-928-0168

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medicalteknikajp@gmail.com

medical@medicalteknika.jp

 

 

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