スマホで酸素飽和度測定 高精度に健康チェック (1/2ページ)
2013.11.24 11:02
人が命を維持するためには酸素が欠かせない。脳も臓器も筋肉も酸素がなければ働かない。体に酸素が十分行き渡っているかどうかを調べることは、健康状態を知るうえでとても重要だ。
指標となる「動脈血酸素飽和度(SpO2)」はパルスオキシメーターという医療機器で測定されるが、iPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)など、米アップル社製のスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末を利用して測れる新製品「iSpO2」を、医療機器製造販売のマシモジャパンが発売した。
高機能機種に使われる技術を搭載して高い精度を実現する一方、価格は従来の簡易型製品と同程度に抑えた。医療現場に加え、年内には一般向けにも販売を拡大。在宅治療や家庭での健康チェック、スポーツなど、より身近で幅広い領域での活用を目指すという。